いま、教育基本法を読む


岩波書店  堀尾輝久著
教育基本法の改正の声がちらほら聞こえる昨今、本屋さんで見つけて読んでみました。最初に私の姿勢は、教育基本法堅持です。然しなぜ堅持をしていかなければならない状況なのか教育現場の変化、時代の変遷考え方を見方を変えたほうがいいのかもしれないなんて思う日もあったりして・・・・。いい機会にいい本を読んだと思っています。
なかなかうまくはかけませんが、そのとうり、やっぱり、と思う箇所がいくつも有り、基本法はやっぱり堅持していきたい、同時に憲法も堅持していきたいと再確認。

まず、基本法の誕生の経過、私は戦後占領軍に押し付けられたものという認識を持っていました。この本には、教育基本法の成立過程の項に、この教育基本法に関しては、田中耕太郎、安倍能成、南原繁、務台理作、森戸辰夫、城戸幡太郎といった人たちが文部大臣として、あるいは、教育刷新委員として教育の根本をどう考えるか、当然、戦前の教育をどう反省するか、新しい時代にふさわしい教育理念は何かについて議論を重ねています。そして教育基本法をつくることになるのです。・・まずは、戦前の教育に対する反省、国家主義的な教育、国家神道の押しつけ、過度な愛国心の強調、軍国主義的な教育、これを排除しての人格の尊重、個人の尊厳を軸に、民主的で文化的な国家の形成と世界平和への貢献を目指す新しい教育理念にもとづいて教育が行われなければならないという、理念の大転換が示された。常に法は生きているという視点から、内容を再発見し基本の原理、根本を守り深めつ事が大事であると私は思います。改正論者は違う世の中を描いているのだと感
じました。



 生と死の教育

 

岩波書店   アルフォンス・デーケン
著者のアルフォンス・デーケン先生は、1932年ドイツ生まれです。現在は、上智大学で「死の哲学」など講義を担当し全国にある「性年を考える会・全国協議会」会長。
 死をタブー視するよりも生の究極の到達点である死の日まで自分に与えられた時間にいかに生きようかと考えて、積極的に歩みだすべき。(つづき)